融資を引き出す「2ポイント」

みなさん、こんにちは。
事業の多角化を通じて
経営者のビジョンを「カタチ」にします!
多角化戦略コンサルタント
加納 裕晃です。
先日、登壇させて頂いた
株式会社F.A.Oさん主催のセミナー
新型コロナ特例の
「助成金」×「補助金」×「融資」
のテーマのなかで、
私は「融資」を担当させて頂き。
新型コロナ特例の融資制度と
実際に融資を引き出すための
2ポイント(着眼点)をお伝えさせて頂きました。
セミナーの中でもお伝えさせて頂いた内容ですが、
融資を引き出す際に大切なのは、
お金を貸す側(金融機関)の立場になってみること
が重要だったりします。
今回の新型コロナの関連でいうと
①どれだけの被害を受けたのか(コロナで)
②業績が回復する見込みがあるのか
が、金融機関が見る視点です。
(その他の総合判断もありますが…)
なので、
融資を引き出すポイント(着眼点)は
①同月昨年度対比 と
②V字のシナリオ
なんですね。
まず、
①の「同月昨年度対比」では
新型コロナでどれだけの被害を受けたのか
を数値化します。
新型コロナの事象を
時系列で考えるとここ1~2ヶ月ほどの期間で
企業経営に大きな影響を与えています。
なので、
2020/3月と2019/3月の(例えば)、
単月の業績を比較して
●%の減収(減益)と明確に数値化します。
これが、
新型コロナにより受けた被害を表す根拠。
次に
②の「V字のシナリオ」で
今後の業績回復へ向けた計画を明確にします。
(収支計画書や事業計画書とかで)
金融機関の本音は、
「貸したお金、ちゃんと返済できますか?」です。
なので、
今は一時的に業績が悪化しているが(V字の谷)
将来的には回復することが出来て、
しっかりと借りたお金を返済します。
という意思表示が必要なんですね。
業績が「V字回復」するまでの道筋。
その他、
細部のテクニックはありますが、
基本的には
新型コロナ特例の融資制度を理解し
融資を引き出す「2ポイント」さえ抑えておけば
通常の保証枠を超えて、資金調達(借入)を
することが出来ます。
(あくまでコロナの被害に対して)
通常時の事業融資の場合でも
少しだけお金を貸す側の立場になって考えてみると
融資を引き出すコツが見えてきたりします。
最新記事
すべて表示こんにちは 事業の多角化を通じて 経営者の10年後ビジョンを 「カタチ」にします! 多角化戦略コンサルタント 加納 裕晃です。 --------------------------------------- ブログ 376日目 本日も…。 体調が絶不調です… 寝たきりなもんで ある意味で オリンピック三昧ではあります 発熱しているので 汗だくで起床し 早朝から マラソン女子 その後は 女子ゴルフを